今回のテーマは
「同僚を信頼しよう」です
”え??どうゆうこと??”
とはてながたくさんつく方も多いと思いますが
これはリーダー、主任クラスになればなるほどよく見られる光景です
例えばですが
このメンバーでは心配だから自分が助けに行かなければ
この日は休みだけどこの時間だけ業務に入ろう
今日はメンバー的に休憩取れないなー
といったように後輩、同僚に対して必要以上に気をつかったり、信頼できない時はありませんか??
先日Twitterでこんなことを呟きました
最初は誰でも仕事はできない
個性も人それぞれ
覚えの悪い人もいる
自分だってそうなのかもしれないだからといってその人を”信じない”と
その人がどれだけ成長したところで何も感じられない— 希望 (@kibou_fukushi) August 29, 2022
このツイートにも載せていますが、これらの行動はやめたほういいです
この理由と自分への影響についてお話ししていきたいと思います
過剰な心配をやめたほうがいい理由
失敗経験を積むことができない
失敗しない方がいいじゃん
と思うかもしれませんが、果たしてどうでしょうか??
あなたが後輩に対して過剰に助けたり、気を使っていると
確かに頼りにされるかと思います
そして助けられた方はもちろん助かるかと思います
しかし、いい意味でも悪い意味でも「失敗」することはありません
あなたがいることで業務は回るでしょうし、その人たちは大きく乱されることもないのです
ですが、その人たちはそれでいいのでしょうか??
厳しい状況を経験することで
次はこうしていこう
今日は回らなかったな
迷惑をみんなにかけちゃったな
といったように苦い経験から学ぶこともあるでしょう
あなたの気遣いが後輩の成長を止めてしまうこともあるのかもしれません
もちろん利用者に影響が出てしまうこともあるかもしれませんが
正直命に関わる失敗があるかといえばそうではありませんし、話はまた違ってきます
「命がかかっている」
それだけは全介護職が意識していることですし、ベテランスタッフ、新人スタッフだからという次元の話ではないのです
フォローを止めるタイミングを失ってしまう
この日は休憩入れないな
この日は休みだけど来ないと回らないな
という日もあるでしょう
最初のうちはそれでフォローに入ることは悪いことではありません
しかしそれをいつまで続けますか??
あなたがフォローすることで現場は回るかもしれません
しかしそれをいつまで続けますか??
やめどきが難しいのが現実です
それはその人が仕事ができるようになってからでしょう?
ということだと思いますが、それは一体いつどうやって判断できますか??
仕事ができるようになったと感じる基準はなんですか??
あなたがやればやるほどそのタイミングを失っていきます
思い切って任せてみるのは勇気がいるかと思いますが、そうしてみることで
見えるものがあることも事実なのです
自分が疲れてしまう
今日は心配だから休憩取れない
この日は様子を観に来ないと
こんなシフトを組んでしまった責任がある
といったように
心配が生み出してしまうもので一番懸念しなければいけないことが
自分への負担です
他人を心配、後輩を心配してしまうあまり、それを自分で被ってしまったり
大変になっている現状に対して自分を責めてしまうことがあるのです
そうなってしまうとちょっと無理してでも休日に出勤したり
休憩を返上して働いたり、残業を過剰にしてしまうのです
そうなってしまっては自分が辛くなってしまい、疲れてしまうだけなのです
ただでさえ業務がある中でそれは避けたいものです
信頼することも技術
ここまで過剰に心配することのデメリットをお話ししてきました
ここまでのお話を聞いて
なるほど!!じゃあ信頼してみればいいのね
と思った方も多いと思います
しかし、それをやるのも簡単ではありません
信頼するといっても
大丈夫かな??
安心して任せられるかな??
でもこんなことがあったらどうしよう
といったように不安になってしまいます
本当に信頼するには、それらの不安に打ち勝たなくてはならないのです
だから難しいことなのです
「任せる」ことは勇気がいることでもあり、技術、技量の一つなのです
実はなんとかなってしまうことがほとんど
この人たちだと現場が回らないのではないか
何かあるのではないか
自分がいなければまずいのではないか
と思う気持ちは確かにわかります
しかし、実際はどうでしょうか??
そこまで回らない、どうしようもないことはありますか??
極端な話をすれば、利用者の命に関わるような事故は頻発していますか??
確かに経験豊富なスタッフの方が効率がいいかもしれません
しかし大きく変わるのは業務効率だけです
安全面では大きな差は生まれません
冒頭でも触れましたが、介護職のほとんどは
安全だけは気をつけないと
利用者に何かあってはいけない
という意識は持っているからです
これは潜在的に介護をしている人であれば持っているはずです
なぜならそれが仕事だからです
その意識がなかったらそもそも介護をしようなんて思いませんよね🤣
なので意外になんとかなるものなのです
まとめ:信じることは他のスタッフの底上げと自分を守る
経験の浅いスタッフに任せるのは確かに不安かもしれません
ですが一番大事なのは業務を回すことではありません
安全に業務を行うことです
その意識がしっかりしてるのであれば、大きな事故はほとんど起きません
しかし急かしたり、焦らせたりしてしまってはその安全な意識も薄くなってしまいます
スムーズな業務のやり方は慣れればできてきます
そして、失敗の経験も必要なのです
失敗から次はこうしようと学ぶこともたくさんあります
それらの経験を積んで、スタッフの底上げにつながればこれほどいいことはありませんし、
あなた自身も救われるはずです
あなたは何を心配しているのですか??
これを考えるとちょっと考えも変わりませんか??
今回は以上になります
今回も見ていただきありがとうございます
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ではまた!!
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