こんにちは希望です!!
今回のテーマは
『介護現場でテンパらない』です
介護の現場では
想定外のことがたくさん起こりがちです
何人もの高齢者または障害を持った人が生活している中なので
- 急に体調を崩してしまう
- 精神的に不安定になってしまう
- 転倒など事故が起こってしまう
- いろいろな行事やイベントでバタバタする
- 救急などの対応がある
なんてことは日常茶飯事です
そうなると

どうしたらいいんだろうか・・・
どう動けばいいんだろう・・・
いつもの動きができない・・
と言ったようにテンパってしまうこともあると思います
先日X(Twitter)にこんなことを投稿しました
今回はこれについて詳しくお話ししていきたいと思います
それではいきましょう!!
結論:ルーティーンは「持ちすぎない」「固めすぎない」
介護の現場は、命や安全に関わる場面も多いため
効率よく動けるように「自分なりの流れ(ルーティーン)」をつくる人がほとんどです。
特に夜勤などはある程度自分のペースで働きやすいので

この時間にこれをして
この時間までに・・・
と言ったように
自分なりの動き方のルーティーンを持っている方も多いのではないでしょうか??
これは決して悪いことではありません
私自身もある程度基本の動き方というのはあります
むしろ、経験の浅い時期ほどルーティーンは大きな助けになります。
ただし
ルーティーンだけに頼りきってしまうと
「もしも」のときに柔軟な対応ができなくなります。
たとえば…
- 想定通りの順番で動かないと、頭が混乱してしまう
- 利用者さんの体調に急な変化があっても、どうしていいかわからなくなる
- 「いつも通り」の流れから外れることに、強いストレスを感じてしまう
こういった状態は、いわば

「思考がルーティーンに縛られている」
状態とも言えます。
🧐なぜルーティーンに頼りたくなるのか?

ルーティーンなんてみんな持っているよ!!
と思うかもしれませんが
そもそも、なぜ私たちはルーティーンを持ちたがるのでしょうか?
考えられることとしては

✅仕事の流れをスムーズに組み立てやすくなる
✅やることが明確になることで、ミスが減る
✅「これで大丈夫」と安心感を得られる
✅頭を使わなくても体が勝手に動いてくれるようになる
と言ったように
特に新人時代や慣れない職場では
「とにかく覚える」「手を動かす」
ことに精一杯になりがちです。
その中で、ルーティーンは

「仕事を覚えるための一番手っ取り早い手段」
なのです
慣れてきたら「一歩引いて考える習慣」を
ただ、仕事にある程度慣れてきたら
そこから先に進むために大事なのは

「一歩引いて全体を見渡す視点」
です。
例えばですが

-
このやり方以外に、もっとスムーズな方法はないか?
-
自分がやっているこの作業本当に必要か?
-
もしかしたら、しなくてもいい手順になっていないか?
-
他の職員はどんなやり方をしているのか?
- 利用者の関わり方、介入方法これでいいのか?
介護の現場は潮の流れが早いです
利用者の状態の変化に合わせて対応や介助方法も帰る必要もありますし
スタッフの入れ替わりもあります
このように
一つのルーティーンに縛られることなく
いろいろな視点を持つことで
動き方の幅であったり、仕事の幅が出てきます
🧠テンパらないための最大の武器:『複数の対応パターンを持つこと』
先ほどお話しした「一歩引いて考えること」ができると

・このやり方でも回すことができるかも
・このやり方の方が効率がいい
・もっと利用者に関わる時間を作れる
・無駄な動きが減る
と言ったようになってくると思います
そうなってくると自分の中で
一つのやり方に固執せず
「もしこの方法が使えなかったら、次にどう動くか?」
を日頃から考えておくことで、“対応の引き出し”を増やすことができます。
具体的には

「自分の中にプランA・B・Cと
複数の対応パターンを持っておく」
ということです
これは単なる理論ではなく、現場で本当に使える“実践的な考え方”です。
私は夜勤専任なのでその例で言うと
🔸プランA…いつもの流れでうまくいくときの基本行動⇨基本的にこれでどうにかなる
🔸プランB…早番や遅番が業務を残していってしまい押している時 🔸プランC…確実にこの後忙しくなることがわかっている時 🔸プランD…救急対応が発生してしまったり欠員が起きてしまった時 |
と言ったようにできる限りですがいろんな想定をするようにしています
そのほうが気持ちも楽になるのです
介護現場は毎日が“予定通り”にはいきません。
ここまで考えていても予定外のことは起きるものです
だからこそ、「一つのやり方しかできない人」よりも
「複数の選択肢を持って動ける人」が強く・頼られる存在になっていくのです!
📝まとめ:ルーティーンは「壊せる」ことが大事
いかがでしたか??
ルーティーンそのものは悪ではありません。
それは仕事の基礎を支える、心強い“型”です。
まずは基本の流れを掴むことは必要だと思います
でも、その“型”が自分を縛りつけてしまうようになったら
それは「成長のブレーキ」になってしまうかもしれません。
仕事に慣れてきた今だからこそ

「このやり方でいいのか?」
「他にやり方はあるのだろうか」
「利用者のケアはこの方法がベストなのか」
と考える余裕を持ってみませんか?
その習慣が、イレギュラーや変化に強い
“テンパらない介護職”への一歩になるはずです。
今回は以上になります
今回も見ていただきありがとうございます
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ではまた!!
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