こんにちは!希望です!
今回のテーマは
「介護職に感じる”センス”」です

介護職にセンスってあるの??
と感じるかもしれませんが
私はあるのではないかなと思います
よく皆さんが働いている職場に

「あの人、なんであんなに動けるんだろう?」
「なんであんなに余裕があるんだろう?」
「こんなところ見てたのか」
そんな人いませんか??
介護業界で働き始めて10年ほどになりますが
現場で働くうちに、また相談員をしている時代にも
ただマニュアル通りに動ける人と、
“空気を読んで動ける人”の違い
をはっきりと感じるようになりました。
そこで今回は、私目線ではありますが実際に

「この人、センスあるな…!」
と思った介護職に共通するポイントをお話ししていきたいと思います
それではいきましょう!!
センスとは技術ではなく“感性”
介護の現場で本当に「センスがあるな」と感じる人はどんな人ですか??

・仕事が早いとか
・経験が豊富な人??
と思うかもしれませんが、そうではありません
その人の周囲への“感性”が光っているのです。
それは利用者に対しても、スタッフに対してもです
例えば利用者の表情が少し曇っているのを見逃さず

「今日は少ししんどいのかな?」
と気づける。
言葉では言わなくても、その日の気分や体調を感じ取り
- 声のトーンや介助のペースを自然に合わせたり
- その時は早めに寝かせてあげたりなどその時に応じた回し方をできる
それは、相手の立場に立って感じ取ろうとする姿勢=感性
から生まれる行動です。
そして、この感性はスタッフ同士の関係にも表れます。
- 忙しいときに声をかけてくれたり
- 「今ちょっと大変そうだな」と察して自然とフォローに入る
- 今何が必要なのか、何をするとみんなが助かるのか
- 誰かが困っている時に「大丈夫?」と一言かけられる
そういう“空気を読む力”がある人は、利用者にもスタッフにも信頼されます。
感性とは、特別な才能ではなく

・周囲どれだけ関心があるか
・周りを感じようとする心
といったものから生まれるものなのです
センスある介護職の特徴3選
今回は、実際に私が

「この人、センスあるな…!」
と思った介護職に共通するポイントを3つにまとめてみました。
利用者を不快にさせない“言葉選びと対応力”
介護職の皆さんにはあるあるかもしれませんが
特に認知症の方などを相手にしていると
- 明らかに対応できないこと
- 無茶を言ってくること
- 普通ならありえないような行動をしてくる
こんなことあるあるですよね??
そんな時に

・なんでこんなことするの!!
・ちょっと待ってくださいよ!!
と言いたくなります
普通の人を相手にしていればあればまさしく正論なのですが
認知症や精神症状のある利用者を相手にするのであれば話は変わってきます
受け取る側は“拒否された”と感じられて不穏になったり
雰囲気が悪くなってきたりします
それが後々のケアまで響いて忙しくなって仕舞えば本末転倒です
センスのある職員は、そんな時でも

「これが終わったら行けるのでいきましょう」
「これはちょっと参っちゃったな」
「私には手が二本しかないので・・・笑」
など、自分が言いたいこともいいつつも
ユーモアを交えながら相手を変に不快にさせない言葉を選ぶのが上手です。
でも中には

自分は言葉選びが下手だから無理
という人もいると思います
そんな方は
声のトーンや表情を意識するだけでも違います
自然にそうした対応ができる人を見るたびに
「この人、センスあるなあ」と思います。
変化に強い。“もしも”の時に慌てない
介護現場は、予定通りにいかないことの連続です。

「急に利用者が拒否された」
「お風呂の時間がずれた」
「職員が足りない」
など、想定外が日常茶飯事。
そんな中でもセンスのある人は、

「じゃあ、こうしてみようか」
「こうしたらいいんじゃないか」
と代替案をすぐに出せる柔軟さがあります。
一つの方法に固執せず、その場に応じた最善を探し、落ち着いて動ける。
一つのやり方に固執せず、今この状況で最善なのは何かを考えて動ける。
それは日々、利用者の特徴やスタッフの動きを
よく見ているからこそできることです。
利用者の“変化”をいち早くキャッチできる
体調・表情・行動のわずかな変化に気づける人も
センスがあるなと感じます
「今日はちょっと顔色が暗いな」「歩き方がいつもと違う」など
違和感を感じられる力はとても大事です。
感じた違和感は後々のケアにかなり響いてくる可能性があります
こうした変化にいち早く気づくことができて
さらにそれを発信したり、言語化できる人は
すごいなあと感心してしまいます
センスは磨ける!私が感じた「センスのある人の習慣」

「センスがある人って、もともと才能があるんでしょ」
と思われがちですが、実はそんなことはありません。
介護における“センス”は、生まれつきのものではなく
日々の積み重ねで育っていく力です。
実はセンスを感じる人はかなりの努力をしているのです
ここからは私が感じる

センスがある人にやっていることとは?
というのを皆さんにシェアしていきたいと思います
周りにこんな人いませんか??
うまい人のやり方を“自然に真似て”取り入れている
人には得意なこと不得意なことも、さらにいうと性格もありますので
全てが完璧な人なんていません
しかしセンスがある人は、向上心があります
それに自分のやり方だけに拘りません
- 「あの人の声かけ、すごく自然だったな」
- 「この仕事の回し方いいな」
- 「こういう対応すれば利用者は不穏にならないのか」
など感じたことを
さりげなく自分の中に取り入れているように思います。
私もたまに

希望さんのやり方のここいいと思うので
真似します!!
と宣言されることがありますが
その人は真似することを恥ずかしいとは思っていなくて
常に引き出しを増やしていく姿勢がある。
それが、日々の対応に深みを出しているんだと感じます。
指摘を素直に受け止め、次につなげている
誰でも失敗やミスはあります
ですがセンスのある人は指摘されたときの反応がとても柔らかいです

「ありがとうございます、気をつけますね」
と
自然に受け止めて、すぐに修正している姿を見ると
すごく信頼感があります。
感情で反応するのではなく学ぶチャンスとして受け止められる人って
周りも安心して一緒に働けるんですよね。
終わりに・・・
介護におけるセンスは、特別な人だけが持つものではなく、
日々のちょっとした気づきや関わりの中で
誰の中にも少しずつ育っていくものだと思います。
利用者にも、スタッフにも、

「この人といると安心する」
そう思ってもらえるような存在になれたらいいですよね。
これは私自身まだまだだなと感じますし
周りの“センスあるな”と感じる先輩、後輩、同僚から学びながら
私自身も少しずつ、自分のセンスを磨いていきたいと思っています
みなさんの参考になれば嬉しいです!!
今回は以上になります
見ていただきありがとうございました
これが参考になったと思ったらシェアしてもらえると嬉しいです
ではまた!!
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