介護の仕事をしていてきつい!と感じているあなたへ【自分を犠牲にするな!】 – 希望の福祉ブログ

介護の仕事をしていてきつい!と感じているあなたへ【自分を犠牲にするな!】

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こんにちは、希望です

今回のテーマは「自分を守る」です

皆さんは介護をしていると

・仕事が業務内に間に合わない

・休憩時間になっても仕事をしている

といった経験をされている方が多いのではないかと思います

先日Twitterでこんなことをつぶやきました

これは一つの例になっていますが、結論は同じです

これを深掘ってお話できたらなと思います

自分を守ることは介護という仕事を長く続けられる、介護を嫌いにならないということにもつながるのではないかと思っています

それでは行きましょう!!



”自分を守る”ことができていない人が多すぎる

”自分を守る”という意味を皆さんどれだけ理解しているでしょうか??

簡単に言えば”自己犠牲”の反対であると言うことです

介護がきついという方の中ではこの自己犠牲の方をしている人が多いように思います

例えば

休憩に時間になっても排泄や更衣が終わらないから押してやっている

休日に出てこなければならないほど仕事がたまっている

といったように

自分のなかで何かを犠牲にしているのが自己犠牲というものです

今挙げたように自己犠牲をしている人がこの業界では当たり前になっているように思います

それは何故なのでしょうか

奉仕の捉えかたの問題?

自分を犠牲にしてでも他者に尽くすのが介護の仕事です

こんなふうに奉仕を捉えていませんか??

しかし、自分を犠牲にしてまで他者に尽くすのはただの”犠牲”に過ぎません

そしてこの考えはあまりいいものではありません

私はここまでやっているんだから

だって仕事なんだから

みんなもやるべきだ

といったように見返りを求めてしまったり、他のスタッフにも影響が出てしまう可能性があります

本当の奉仕は自分が心からやりたいと思ったときにできるものです

何かを犠牲にしたり、我慢しながらやるのは意味がありません

奉仕の捉え方を間違えてはいませんか??

 

介護以外の業務を持ちすぎている

介護職はもちろん介護が仕事です

しかし、それだけではありません

それ以外にも事務仕事やプロジェクト、行事の企画、運営などもあります

それらを受け持ちすぎてしまうと、一体何が本職なのかわからなくなっていまいます

特に出世すればするほどその傾向にあります

皆さんの職場ではリーダー(主任)が休日に出勤していたり、とんでもないくらい残業したりしていませんか??

そうなると簡単にキャパオーバーを起こしてしまったり、時間や体力を犠牲にしてしまいます

 

良いケアを求めすぎている

あの人にはこうしてあげたい

こうしてあげたらもっと喜んで貰える

多くの人は介護をしているとこう思うはずです

しかし現在多くの介護施設では慢性的に人手が足りないところが多いのも現実です

マンツーマンで介護をできればそれに越したことはないのですが、現状人員は3:1、2.5:1のようなところが多いです

そんな中で一人ひとりに手厚く介護を行うとなると途方もありません

それにこだわってしまうと時間をオーバーしてしまったり、

無駄に残業してしまうことも多くなっていまいます

もちろんいいケアをすることも大切ですが、それにこだわりすぎると、

その副作用もあるということです

 

自分が犠牲にならない範囲で良いケアをする

気分がいい日は誰かにも優しくできる

そんな日みなさんもありませんか??

むしろ気分の悪い日、疲れている日に誰かを助けようと思いますか??

そんなときは自分のことで頭がいっぱいで思わないですよね!!

介護にも同じことが言えます

自分が無理をしてまで、誰かのために尽くそうとする

それは本当に幸せでしょうか??

おそらくどこかでストレスになったり、疲労が溜まっていきます

そしてそれらは積み重なっていくのです

でもやらなきゃいけないことがたくさんあるし、

それをやったら終わらないし間に合わない

といった悩みを聞きます

それに対して私の考えは

”やらなきゃいけない”

といった概念を外して

時間内に終わるように、その人、またはそのことに関して

必要だと思うことを考える

です

正直誰かに教わった”やらなきゃいけないこと”を守っていたら確かに大変になってしまいます

しかし

それは本当に必要なことでしょうか??

例えば利用者が20人います

2時間以内に全員排泄に入って、パジャマに着替えなければならないと教わったとして

果たして本当に全員それが必要でしょうか??と考えます

個人的にはそれは現実的ではありませんし、終わりません

それを続けていたら嫌になってしまいますし、ケアの質も悪くなります

中には着替えることで負担になる人もいますし、着替えたくない人もいます

そして、尿量も個人差があります

全員同じ時間に排泄をする必要はありますか??

といったようになるべく必要なところを考えてケアをするのです

決して手を抜いているわけではなく、自分が犠牲にならずにいかに質の良いケアをするかということを意識するのです

 

 

まとめ:自分を守ることが質の良いケアにつながる

ここまでのお話で

自分を守るって=楽をしている。

と思われる方もいるかも知れません

というより捉え方によりますが実際はそうなのかもしれません

極端な話、私は自分を犠牲にするくらいであれば楽をしても構わないと思っています

しかし心と体に余裕があればそれだけ他の人に親切にする余裕が生まれます

余裕がないと、誰かと接していて適当になってしまったり、やるべきことをやったとしても流れ作業になってしまうこともあります

なのでまずはなにより自分のケアをすることが大切なのです

それが介護を長く続けていけたり、楽しく仕事ができたり、質のいいケアができる秘訣なのかもしれません

皆さんはどうおもいますか??

今回は以上になります

最後まで見ていただきありがとうございました

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ではまた!!

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