「介護職=きつい」のイメージを変えたい【楽することを考えてはいけませんか?】 – 希望の福祉ブログ

「介護職=きつい」のイメージを変えたい【楽することを考えてはいけませんか?】

介護ブログ

こんにちは、希望です

今回は私がいつも気になっているテーマについて話していこうと思います

みなさんはどこかで介護=きついというイメージまたは考えがありませんか?

多くの介護職の方はあるのではないのかなと思います

そして転職等する際にも「ここの職場は大変かな?」と少し気になる点ではありませんか?

これは介護をされている皆さんがそう思われるということは、世間的にもきついイメージがあるということです

今回はそのイメージはなぜあるのか、そしてどうしていけばいいのかについての考えを話していきたいと思います

それでは行きましょう!!

なぜ介護はきついと言われている?

慢性的な人手不足

以前の記事にも載せていますが、少子高齢化に伴い慢性的な人員不足があります

国によって人員基準というものが決められていますが、だいたいは入居者3:職員1となっています

しかし24時間常時3:1なわけではありません

入居者に対しての雇われている常勤職員の総数が3:1と言う意味なので、シフト制がほとんどの勤務で休日もあります

つまり実質10:1ということもザラにあります

夜勤は50人を2人ということもあります

つまり基準を満たしているといってもそれが事実としてあります

その中で食事、入浴、排泄、コール対応、見守りなどをこなしていかなければならない現実があります

しかし最近では基準以上に人員を配置して、より質の高いサービスを提供する施設もおおくなっていきています

多岐にわたる業務内容

介護職の業務は介護だけではありません

日々の業務に加え

  • 利用者のご様子の記録
  • 季節行事の企画、準備、実施
  • 日々のアクティビティー
  • 環境整備
  • 家族連絡
  • 生活プランの作成(ケアマネと)、モニタリング

など様々です

身体を使う仕事な上に、これらがあることで残業は少なからず発生しているのです

メディアでの報道

「介護=きつい」

「介護=人手不足」

「介護=安月給」

これらの報道を今まで何回みてきたことでしょうか

今更言うのもなんですが、テレビを始めメディアの力というのはすごいものがあります

テレビでは視聴率1%で約100万人が見ていると言われています

そのなかでこのような報道をされてしまうと人々が介護から遠ざかってしまうのは当然なことです

本気でなんとかしようとするのならいいことももっと発信していくべきなのではないでしょうか?

実際に色々な人と関われる介護ならではの楽しいこともありますし、明るい雰囲気もあります

また資格を取って昇給、キャリアアップすることも可能です

このような事実もあるのです

各施設、法人の変なこだわり

現代の福祉用具、おむつ類など

本当に優れたものがたくさんあります

しかし各法人、施設などで

「〜はうちでは扱いません」

「〜を使うのは身体拘束とみなして使いません」

「もっと新しい施設を作っていきます」

といった変なこだわり、伝統みたいなやり方が存在しているところもあります

これが徐々に介護職の負担、そして介護の質の低下に繋がりかねないとなぜ思わないのかと思います

介護需要は今後しばらくは増え続けるでしょう

 

時代の流れ、技術の進歩の合わせて、業務も改善していくということはこれから先必須になってくるでしょう

人の注意の量は決まっている

介護職は一人で10人〜20人見ていかなければならない状況は結構あります

しかし不思議なもので私達の注意の量というのは増やすことはできないのです

つまり一人の人に注意を向ければ向けるほど、他の人への注意の量というのは減っていってしまいます

誰かを気をつけて見ていても、反対にいつの間にかだれか転んでた

なんて経験みなさんはありませんか?

これはその結果なのです

あなたが悪いわけではないのです

人の注意の量は減らすことはできても、増やすことはできません

それをマンパワーでどうにかするのであれば人を増やすしかありません

結論:使える資源を使っていかに楽をできるかを考えよう

マンパワーでどうにかできればそれに越したことはないのですが

実際には人手不足が影響してなかなか難しい状況なのが現状です

先程人間の注意の量は決まっているということについて話して来ましたが、

万が一なにかがあったとして

それに対して

  • 気をつけないからだ
  • 努力、工夫が足りない
  • もっと排泄に入らないからだ

と言われる事ありませんか?

そういう事になってしまうと、ますます「気をつけないと」と精神的に疲弊したり、夜勤中も常に動き回らなければなりません

そのような状況で介護を続けたい、本当に人に奉仕ができますか?

自分のことで精一杯になってもおかしくはありません

しかし今は福祉用具、見守りのセンサー、長時間質感のいいおむつなど介護職の負担が軽くなるような用品が次々に開発されています

「うちはいつもこうしてきた」「センサーを使うのは拘束だ」といった変なこだわりを持っているところもありますが

そこは一歩引いて考えてみてください

そういったことはあくまでも信念であり、使いかたや考え方によってはとても便利なものです

結果、排泄回数が減って、見守り、巡視の時間が増える、夜間帯のみセンサーを設置することで、夜間ふらつきのある方の安全を守れたり、心拍数を感知するベットを導入することで巡視を遠隔で行えるといったことも可能になるかもしれません

特に需要が高まっている介護業界ではこういった使える資源、用具はむしろ積極的に利用していかなければ、いつまでも「きつい」イメージは剥がれて行かないのではと思います

まとめ

いかがでしたか?

介護職はきついといったイメージがあるというのは変えては行きたいと思ってはいますが

現状きつくないかと言われると否定することはできません

なのでいかにいい意味での「楽」ができるかが今後の課題なのではないかなと思います

でなければ今後介護業界は変わっていかないのではないでしょうか?

先程話した用具、資源の活用はほんの1つの方法です

「きつい」このようなイメージを変えていければ、もしかしたら人が集まってきて、マンパワーも増えていくかもしれません

私はこのように考えていますが、発想は自由です!!

あなたはどう思われますか?

ではまた!!

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