夜勤中はなにに気をつければいい?【とにかくゆっくり寝てもらうために!!】 – 希望の福祉ブログ

夜勤中はなにに気をつければいい?【とにかくゆっくり寝てもらうために!!】

介護ブログ

こんにちは、希望です!

今回のテーマは「夜勤中に心がけていること」についてです

みなさん夜勤をやっているときに何を考えていますか?

夜勤の形態は各施設それぞれですが、基本的には多くの時間で利用者の方は寝ています

しかし、日勤帯に比べて限られた人数で

  • コールの対応
  • 排泄介助
  • 洗濯物をたたむ、朝食の準備
  • 記録業務
  • 緊急時の対応

等様々な業務があります

そのなかで普段意識していることはなにかをいくつかあげていきたいと思います

前提:とにかくゆっくり寝てもらおう

夜なんだから寝るに決まっている

と思う方もいるかもしれませんが、

やはり日中の過ごしやその方の状態によって夜になっても寝られない方はたくさんいらっしゃいます

そして寝られない方の対応に追われ、かなり精神的にも身体的にも疲れてしまったり、イライラしてしまうこともあるとおもいます

特にそういう方がいればいるほどその疲労度は増して行きます

私がなぜそこまで寝てもらうことを意識しているかというと、

睡眠は認知症の進み具合、生活動作に直接影響を及ぼすことになります

具体的には

睡眠が取れない→朝覚醒が悪い→食事、水分が取れない→日中寝る時間が増える→活動時間が減る→認知症進行・ADL低下につながる

といった連鎖に陥ってしまいます

しかし、夜勤帯の介護職のちょっとした意識、心がけで結果が変わること、落ち着いて休まれるといったこともあります

その中で私のやっていることをいくつか紹介していきたいと思います

1.話し方、声のトーンに気をつける

寝てもらう、落ち着いてもらうためには、覚醒させないことが第一です

耳が遠めの方であれば話が変わってきますが

基本的には

  • ゆっくり話すこと
  • 落ち着いたトーン(きもち低めの声)で話すこと

の2つを意識しています

寝ないからといって「寝てください」と大声でいったり、こちらが興奮してしまっては逆効果ですし

余計相手も興奮してねれなくなってしまうのは目に見えています

また他の部屋で寝ている方にも影響が出てしまいます

私も空き部屋で夜間帯休憩していると他のスタッフの声が気になってしまうこともあります

意外に声は響いているなと実感しました

なかなか継続して続けることは最初は難しいかもしれませんが、意識するだけで徐々に変わってきます

まずは「うるさくしない」ということを意識してみてほしいです!!

入居者様がしっかり寝ているということは事故のリスクの軽減にも繋がります

2.夜中の排泄は手短に

これに関しては賛否があるのかもしれません

一説によると人間が9時に寝た場合、一番眠りに入っていくのは0時ごろと言われています

施設によっては就寝時、0時、朝方におむつ交換をするところもあるかと思います

私の施設でもそんな間隔で入っています

しかし

おむつ交換、排泄をさせていただく=起こしてしまう

ということになります

本来寝ているのであれば0時の交換はなるべく入りたくないのですが、尿量や皮膚状態の関係でそうはいかないこともあります

そういうときは、なるべく時間をかけずに清拭、交換を行うようにしています

陰洗は?清潔面はどうなの??

と言われることはあります

私は3回交換に入るのであれば、残りの就寝時、朝方の交換のときにしっかり行うようにしています

しかしそれらの時間帯はバタバタすることもありますので最低でもどちらかの1回はしっかり洗浄するようにしています

夜中はあくまでも睡眠優先です

さらに私達の負担も一回の排泄がない、簡素化されることでかなり減ってきます

これは今後介護職の負担軽減にあたっては大きなものです

場合によってはいいパットを使ったり、大きめのパットを使用するなどのことも必要であると思います!

3.トイレ誘導のタイミングを考えよう

夜間ナースコールがなってトイレに行かれる方も多いと思います

コールがあってトイレに行きたいと訴えができる方はもちろんいいのですが、中には訴えがなかなかはっきりしない方や居室内外をウロウロされる方もいます

そういう場合はトイレをまず考えて見ましょう

もともと寝ていたのに起きたということは多く場合トイレにいきたいことが多いです

私達も夜目がさめるときは、トイレか喉が乾いたかとかであると思います

入居者様によっては「ご飯の支度をしないと」「迎えに行かないと」と違うことも言われることもありますが、その場合でもトイレに一度ご案内してみると、意外と落ち着かれることがあります

なにより大事なのは「なにかやったほうがいい」ということです

なにかあって目が覚めたのにただ「寝てください」を繰り返すだけではあまり意味がありません

もちろん傾聴やお話をして納得される方もいますが、それでも変わらない場合はトイレにご案内してみたり、水分をとって頂いたりして見てもいいと思います

4.物音をなるべくたてない

さっきの1の話と似たような感じになりますが、やはり意外に物音は響きます

特に夜間帯は外も全体的に静かなので、余計に物音が目立ちます

よく廊下を走ったり、スタッフ同士で廊下で大声で話したりしていますが、なるべく避けたいところです

よく入居者様に「〜時ごろこの辺いた?」と聞かれることがあります

巡視で寝ているように見えても、これから休むところであった可能性もあります

私はなるべく足音や物音を立てずに、PHSの音量もなるべく低めに設定しています(マナーモードにはできん・・笑)

まとめ

いかがでしたか?

あくまでも主観になってしまいますが、なにより睡眠を重視した取り組みになります

これをやったからといって、必ずしも夜勤が落ち着いたものになったりというわけではありませんが

少しの刺激に認知症の方や高齢者の方は反応しています

それを私達は理解して、より快適に過ごしていただけるよう配慮していくことで

スタッフも入居者もお互いに負担の少ない夜を過ごして行けるのではないかと思います

また夜勤については色々記事にしていきますので、なにか参考になればと思います

ではまた!!

 

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