こんにちは、希望です!!
今回のテーマは「高齢者との接し方」についてです
皆さんに質問です
”皆さんは利用者と話すときに何を意識していますか?”
結構ポカーンとしてしまう質問かもしれません
このことに関しては「正解」はないと思っていますがあくまで私の考えを書いていこうと思いますのでお付き合いいただければ嬉しいです
それでは行きましょう!!
(結論)話し方はその人をみて考える
利用者様には敬意を持って接してください!
子供扱いのような言葉を使わない
といったことを教わってきた人が多いと思います
私も大学生の頃からこの業界に関わってきて基本的にはこのことを教わってきました
「じゃあとにかく敬語で話すよう意識しよう!!」「言葉遣いに気をつけよう」
と私は当時思いました
しかし実際に働いていて色々な考えが出てきます
「なんか伝わってないのかな?」「このほうが喜ばれているのかな?」などなど
どう利用者と話したらいいのかということを考えさせられてきました
そんな経験をしてきた私はこんなことを思っています
- 「失礼がなく、不快な思いをさせないこと」
- 「しっかり言葉が伝わっていること」
この2つができていれば言葉遣いは何でもいいと思っています
もちろん敬語、丁寧語は大切ではありますが、その方々個々のコミュニケーションを考えていく必要があると私は考えています
ではこの2つを見てきたいと思います
1.失礼で不快な思いをさせていない
高齢者、利用者は私達より人生の先輩であることは今更言うまでもありません
今の団塊の世代は、終戦〜高度経済成長期を経て生きています
つまり私達が不自由なく生活できているのは、今の高齢者の方たちの苦労があったからです
これは忘れてはいけないことです
これをわかっていれば、自然と接し方、話し方は意識するのではないでしょうか?
しかし人間も色々なもので、私達がイメージする威厳ある高齢者もいれば
稀に緊張しがちで、上下関係なく、孫のように接したいと考えている方も過去にはいました
そんな方にはなるべく楽な気持ちをもっていただき、どうすれば早く馴染めるかを意識しながら話していました
また、サービスをするうえではその方の生活歴を見ておくと会話が弾んだりするので、情報を事前に見ておくといいでしょう
高齢者の方も人生の終盤に私達の施設やサービスを利用しているということはとてもすごいことであり、責任があります
敬語などの言葉遣いをとにかくしっかりしなきゃ!!
というのではなく一番はいかに気持ちよく過ごしていただくかということを考えるほうがいいでしょう
2. しっかり言葉が伝わっていること
先程述べた失礼がなく不快な思いをさせないということでは
いわゆる”タメ口”というのはあまり当てはまらないとは思います
大抵の日本人は先輩=尊敬であるので敬語はもちろん大切です
しかし、耳が遠くなる、認知症が進行してしまっている方はどうでしょう?
その方々が一番聞き取りやすいようにするのは
”簡潔にはっきりと話す”ことです
大切なのは”しっかり伝わっている”ことです
認知症の方には難しい言葉の理解が難しいことが多いです
敬語を意識し過ぎて、伝わらなければ「なに?なに?」と逆に不安、不穏につながってしまうこともあります
言葉遣いというよりもしっかり伝えることを意識してみるといいと思います
まとめ
いかがでしたでしょうか?
高齢者に対しての話し方について述べてきましたが、
大事なのは言葉遣いより、気持ちです!!
いくら言葉遣いを意識しても、伝わらなければ意味がありません
とにかく尊敬語、謙譲語を使う、勉強するというよりは、その方の個性を考えて
どうしたらその方が気持ちよく過ごすことができるか、不快な思いをさせないか、しっかり伝えることができるかを考えて見ると、よりよいコミュニケーションにつながるのではないかと私は考えています
なにか参考になると嬉しいです!
ではまたお楽しみに!!
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