こんにちは、希望です
今回のテーマですが「介護の醍醐味」についてです
先日Twitterで以下のようなツイートをしました
人に奉仕して喜ばれた時って本当に幸せだ!!
— たなかのぞみ (@kibou_fukushi) October 11, 2021
みなさんたくさんみていただいてありがとうございます
今日はこの観点から、私が思う介護を楽しくするために必要なこと、今起こっている課題についてを話していこうと思います
それでは行きましょう!!
他人に尽くせることに幸せを感じられていますか??
簡単に言ってしまえばこれにつきるのかなと思います
要するに優しい人かってこと??
と思われるかもしれませんがそうとは限りません
ひとえに「優しさ」といっても色々あります
そしてもちろん優しいに越したことはありませんが、一番は
”他人に尽くせること、奉仕することに喜びや幸せを感じられる”
ということです
一見当たり前にも聞こえるこの感覚というのは、本来みんなが持っているはずものなのですが、多くの人が忘れてしまってるもの、麻痺しているものでもあります
例えば皆さんは利用者に「ありがとう」と言われてどんな感覚を持ちますか??
「うれしい」「やってよかった」という感じを感じられていますか??
もしくは「この人にはこんなことをしてあげたい」と心から思えますか?
しかしこれはいきなりやろうとしてできるかといえばそうではありません
他人に本当に奉仕できるにはいくつかの段階を得ていなければなりません
他人に尽くせることに幸せを感じられるためには
自分をまず大切にできる
他人に尽くすためなのに、なぜ自分??
と思いますよね?
他人に対して尽くすには、まず自分が何より満たされている必要があるのです
そのための第一歩としてまず自分を大切にするのです
以前の記事にも自分を大切にするということはかなりしつこめにお話しています
自分の気持ちを正直に感じて見ましょう
「いや、でもこうしないとだから」といった抵抗してはいけません
本当はこう思っているということを受け入れましょう
それはポジティブなこともネガティブなこともです
その気持ちを忘れないでください
それが本来のあなたです
そして自分の行動、考えや選択に責任を持つのです
これが自分を大切にしているという根本になります
原因は自分の中にある→あらゆるものに感謝、称賛をしよう
”他者に見返りを求めてしまう”
俺はこんなにやってあげているのに何も返ってこない
本当に不公平だ
こんなことならやるんじゃなかった
こんな経験皆さんはありますか?
私も数多くありますし、未だに0ではありません
これらの共通点は「自分が損をしている」と感じているいうことです
相手から注意がほしい、相手から与えられてほしい気持ちが強いのです
これを感じているうちは他者に奉仕なんてできません
結果やらなくてもいいという判断がされてしまうのです
これらの状態は自分に余裕がない、満たされていない状態のときに起こります
相手は関係ありません
すべての原因は自分です
では、自分が満たされている状態になるにははどうすればいいのでしょうか??
それはあらゆるものに、感謝、称賛の気持ちを持つことです
例えば、人になにかしてもらったときは素直に感謝をつたえるのはもちろん
他にも目の前に本があったとして、この本から得られる知識に感謝をします
さらに書いてある紙があること自体にも感謝をします
といったようにありとあらゆるものに心から感謝をします
これはやってみると感じますが、自然と徐々に自分が幸せな気持ちになって、満たされていきます
そして他者を慈しむ気持ちがでてきます
「幸せをおすそわけする」とはこういうことなのかもしれません
自分が満たされているときに他者に尽くすことができる
自分が満たされている状態ってどんなかとピンと来ない方もいるかも知れません
例えばあなたには大切な人はいますか?もしくは大切にしたい人、ものはありますか?
その人にプレゼントをあげようとしていて選んでいるときにどんな気持ちですか??
何をあげようかな?
これがいいかな?
これだと喜んでくれるかな?
といった感じで自分はとてもワクワクしていてとても幸せな気持ちになっていると思います
簡単に言ってしまえば「満たされている」とはそういうことなのです
そして早く渡したい、よろこんでもらいたいと渡せる日が待ち遠しくなることでしょう
自分のなかで満たされているものを他人に分けたくなるのです
これってすごく幸せなことではないですか??
介護業界の厳しさ
介護の世界はなかなか甘くはありません
厳しい人員の中でやりくりしなければならないことも多くあります
皆さんはこんな気持ちをあじわったことはありませんか??
- もうすこし食べれそうだけど、時間がないからここまでにしよう
- 本当は陰洗すればきれいになるけどやっている時間がない
- パット交換したほうがいいかもだけどやらなかった
- 体位変換しないとだけどそのままにしてしまった
などなど、本当はやってあげたかったのにいろいろ理由をつけてやらなかったことがあるのではないかと思います
もしくはできたけど、やらなかったこともあるかもしれません
その時どんな気持ちですか?
「仕方ない」と思いながらもちょっとした罪悪感を感じているのではないでしょうか?
それが積み重なれば積み重なるほど自分を痛めつけていきます
そしてそれを通り過ぎると自分自身に蓋をしてしまい、やらない状態が当たり前になっていきます
これはすごく悲しく、むなしいことです
まとめ:抵抗に負けずに自分自身を満たす→他者を幸せにしよう
他人に奉仕したいと思うとき、自分の心は満たされています
そしてそれが相手から喜ばれるときに人は本当に幸せを感じます
これは普段あまり意識しないことですが、よくよく考えてみるとみなさんそうではないでしょうか??
この気持ちはみなさんが持っているものなのです
それを仕事にしているの介護は本来はとてもやりがいのある仕事なのですが、なぜ「きつい」「やりたくない」という話が飛び交うのでしょうか??
私が思うにこの奉仕したいという気持ちに対して、色々な抵抗があるのです
時間、人数、忙しさ、制限・・・・
これら耐えられずやめてしまう人が多いのではないかと思います
これはそう考えると仕方ないのです
なぜなら本来介護をやりたい人は、人に奉仕したいという気持ちを持ってはじめる人が多いと思います、
それに背いたことが起こるとどんどん自分を痛めつけていきます
その現実がたくさんあると耐えられなくなってもおかしくありません。
これが離職の原因の1つでもあるのかなと思います
なので、これらの抵抗に負けないためにはまず私達は自分をもっともっと大切にして、もっともっと自分自身を満たすことをもっと大事にしていくこと必要があります
自分が満たされたときに、他者に尽くしたい気持ちが生まれるからです
みんながそれをできれば、介護現場の雰囲気や、動き方、働き方も今とは違ったものになるのではと思います
これは簡単なことではありませんが、みんながそうなったとき、介護のイメージはもっとよくなりますし、すばらしい仕事だと改めて感じることができるでしょう
皆さんもなにかこれをみて感じてくれれば嬉しいです
ではまた!!
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