あなたは利用者の最期にどのように向き合いますか??【お看取りに関して思うこと】 – 希望の福祉ブログ

あなたは利用者の最期にどのように向き合いますか??【お看取りに関して思うこと】

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こんにちは、希望です

新年度が始まりましたが、皆さんどのようにお過ごしでしょうか??

さて、今回のテーマですが、初めて「看取り」を扱いたいと思います

この前Twitterでこんなことをつぶやきました扱いたいと思います

皆さんの施設ではお看取りはありますか??

中にはやっていない施設もあるとは思いますが、経験している方も多いと思います

正直私自身これをテーマにすることに対して難しさを感じていた部分があります

なぜならどのように結論を出したらいいかわからないことであるからです

しかし、今回これに関する私の考えをお話することで、皆さんになにか参考になればと

思っています

それでは行きましょう!!

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人生の最期に求めることは??

皆さんは自分であれば、人生の最期をどう過ごしたいですか??

最期は苦しみたくはない

なるべく誰かがそばにいて欲しい

といった方が多いのではないかと思いますが

中には

ギリギリまで生きていたい

最期まで積極的な治療をしていきたい

誰にも苦しんでいるところを見られずに一人で死にたい

という方もいます

本当に様々ですね・・・

私自身は最期苦しみたくないなと今の所は思っていますが、今後もしかしたら変わってくるのかもしれません

必ずしも「誰かに看取られたい」「苦しみたくない」といった人ばかりではないですし、

人の価値観は本当に様々なのです

皆さんは自分であればどんな最期を想像できますか??

私達が看取りケアをする上で感じやすいこと

私達の施設もそうですが、みなさんの職場でも看取りケアを行っている施設は多いと思います

病院で働く方にとってはなおさらかもしれません

人生の最期を自分の身近で迎えるであろう方に対して、皆さんはどう感じるでしょうか??

よく同僚からこんなことを聞きます

どう声をかけていいかわからない

どう接して行けばいいかわからない

介入しづらい

といったように「どうしていいかわからない」といった悩みを持っている人も多いようです

ただそう思うことは悪いことではないと思います

そう感じるのはお看取りに関しての重さを感じているからだと思うからです

先程お話したとおり人の価値観はそれぞれですし、

どのような最期を迎えたいかも人それぞれです

その中で私達にできることはどのようなものがあるでしょうか?

自分たちの施設で最期を迎える方にできること

安全で、快適な空間を用意しよう

お看取りが近いからなにかしなければならない

何からしたらいいんだ

何したら喜ばれるのか??

といったことを考えるかと思います

しかし、なにか特別なことをしなければならないわけではないと思います

まずはその人が過ごしやすい空間を用意しましょう!!

最期を迎える方の価値観はそれぞれですが、これに関しては正直嫌がる人はいないでしょう

具体的には

  • 暑くもなく、寒くもない温度と湿度の調整(だいたい20度〜25度程度)
  • 空気が籠もっていない、乾燥していない
  • 居室が整理整頓されている
  • ホコリが舞っていない

といったことです

シンプルですが、不快な思いをさせないことが基本的に大切なことです

 

とにかく安心できるように

なにか声をかけたいけど、

なんて声をかければいいのかわからない

といったことを感じてしまって、介入を躊躇してしまう人もいるかもしれません

しかし、終末期で、会話をするのもしんどい状況になった方に対して多くを話す必要はありません

”大丈夫ですか??” ”辛くないですか?”

といったシンプルな声掛けや

体に触れて、さすったり、マッサージをしたり

といったことでもいいと思います

大切なのは

安心して過ごしてもらえているのかということです

誰でも孤独は辛く、悲しいものです

しかし、頻繁に声をかけたり、体に触れたりすることで

”一人ではないですよ” ”しっかり見守っていますよ”

ということが伝わっているではないかなと思います

実際に伝わっているのかは本人しかわかりませんが、私自身はそう信じてます

 

まとめ:この場所で最期を迎えられることは尊い

お看取りに関してのマニュアルはあってないようなものです

結局どのように最期を迎えたいかは人それぞれだからです

そのなかで私達にできることは何なのかを私の考えをお伝えしてきました

この人は最期に何をしたいんだ?

最期になにかしてあげたい

なにかできることはないか

といったことも考えるかもしれませんが

その人のその時の状況でできることであればもちろんいいのですが、

考えれば考えるほどキリが無いこともあります

この場所で最期を迎えることに対して何をしていいかわからない場合は

まずは

孤独にしない、苦痛を与えない、快適にする

といったように安心感を与えるというのを意識してみるといいのではないかなと思います

私自身も何度かお看取りを経験しています

これは良かった

完璧なお看取りができた

といったように思うことはあまりありません

本当にそうだったかは本人しかわかりません

しかし人生の最期というのはその方にとっては誕生と同じく「幕を閉じる」歴史的な瞬間です

その瞬間をどのように迎えるのか、

それを感じると私は上記のようなことを最優先に意識するようになっていました

皆さんはどうでしょうか??

今回は以上になります

読んでいただきありがとうございます

このブログが良いと思ったらシェアしてもらえると嬉しいです

ではまた!!

 

 

 

 

 

 

 

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