こんにちは、希望です
今回のテーマは
「介護を長く続けている人と辞めてしまう人の違い」
というのを考えていこうと思っています
みなさんは今までどんな人と働いてきましたか??
- 20年目のパートのおばちゃん
- 10年目のユニットリーダー、サービスリーダー
- いつからいるのかわからないお局・・笑
といったような人もいれば
- 突然辞めてしまった人がいた
- 病んで辞めていってしまった人がいた
- 身体を壊してしまった人がいた
といったようにすぐに辞めてしまうような人もいたかと思います
そこで今回は
『介護を長く続けている人とすぐに辞めてしまう人
の違いはなんだろうか??』
ということについて私なりに解説していきたいと思います
それではいきましょう!!
はじめに:本当に必要なのは「優しさ」ではなく「強さ」
みなさんは介護を長く続けられる人には
どんな要素があると思いますか??
やっぱり優しい人でしょ!!
と思う方もいるかもしれませんが
私はそこが一番ではないと思います
もちろん優しいに越したことはないですし
むしろ介護職にとっては大きな武器です
しかし、今回のテーマである
「介護を長く続ける」という観点から見てみると
少し違うのかなと思います
私が思う介護を長く続けている人に備わっているのは”強さ”です
それは
身体的な強さもそうですし
精神的な心の強さも含まれます
なぜそう感じているのかをお話ししていきます
身体的な強さ
まず、身体的な強さについてです
「身体の強さ」と聞いて思い浮かべるものといえば
- 体力
- 力強さ
といった単純な強さも大切にはなります
以前のもテーマにしましたが
腰痛に苦しんでいる人はとても多いです
私もその1人でした
それに対してはとにかく負担と負荷を抑えた方法をしていく必要があります
それについての記事はこちら
それだけではありません
・出勤時間が異なるリズムに適応する力
・夜勤に対応する(動ける)力
・予想外の連勤に対応する力
といったように”適応力”も大きく関わってくるのです
いくら体力があっても
早起きが苦手な人や夜起きていることがきつい人もたくさんいます
そういったことに耐えられずに辞めてしまう人も多いです
それらに適応することも踏まえた身体の強さが必要なのです
精神的な強さ
こっちの方が大切なのかもしれません
介護者にとって、身体の強さだけでなく心の強さもとても重要です。
時には利用者からの厳しい言葉があったり
手が出ることもあるかもしれません
そんな時に
対応が悪いのかな・・・
この仕事向いていないのかな?・・
となってしまうことがありますが
そんなことは常にどんなところででもあります
凹んでいる場合ではないのです
介護現場では「こんなことが起こるのか」という出来事が
常に起きている場でもあります
自分と周りの人を本当に信じることができる強い心が必要なのです
イライラしてしまってもいい
たまに後輩が
今日あの人に本当にイライラしてしまった
んですよね・・・
と落胆している姿を見かけます
確かにサービス提供者とお客様という関係とはいえ
結局は人間と人間です
イライラすることは当然あります
そしてイライラしてはいけないわけではありません
私も介護を始めたばかりの時はそうだったのですが
ああ。今日も酷いこと言ってしまった
なんでイライラしてしまったんだろうか・・・
と落胆して嫌になってしまうことがありました
それでは嫌になってしまいますし続かないですよね!!
大切なのは
「イライラしてはいけない」と押さえ込むことではありません
イライラしてしまう自分を許してあげることです
確かに虐待までいってしまうのはよくないですが
自分自身を否定してはいけません
どう足掻いてもあなたはあなたなのです!!
相手を信じることも強さ
ここでいう”相手”とは
一緒に働いているスタッフも利用者も含まれています
みなさんは日々の仕事でどれだけ相手を信じていますか??
- 今日はこの人と仕事だから自分が頑張らないと
- どうせ自分がやらないとダメだ・・・
- どうせあの人は自分の言うことを聞いてくれない
- みんなはこんなことやってくれないだろうな・・
なんてことを自分の中で決めつけたり、思い込んで仕事をしていませんか??
これは不思議かもしれませんが、こういった思い込みや決めつけの意識が
相手の行動を変えてしまうことがあるのです!!
さっきのような相手を全く信頼していない意識の中で相手と接するのと
- この人を信じてみよう!!
- やってくれるかもしれない!!
- やってみなければわからない
と言う態度で相手と接するのでは
相手の受け取り方も違ってきます
いきなり人を信頼するなんて無理だよ
と思うかもしれませんが
まずは
相手はこういう人!!と決めつけるのをやめる努力をしてみましょう
相手を信頼するのは自分自身です!!
そこができるかはあなた次第です
人を信頼すると言うことも強さなのです!
最後に:やはり介護は誰でもできるわけではない!!
- 介護業界は離職率が高い
- 介護離れが進む
- 介護はきつい
といったことをよく聞くご時世ですが
確かに介護業界というのは入りやすい業界ではあります
人手が不足しているのは間違いないので誰でも始めやすいでしょう
しかし
こういうことが起こっているのは
確かに処遇の問題や環境の要因は確かにあるかもしれませんが
介護を続ける”強さ”が備わっていないと続けていくことが難しい職業なのです
さらに人の最期や終末期に関わったり、命を預かる大切な仕事です
それを思うと誰でもできるわけではないし、誇りを持って働いていきたいですね!!
今回は以上になります
今回も見ていただきありがとうございます
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ではまた!!
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