こんにちは、希望です
今回は前回に引き続き年金をテーマにしていきたいと思います
今回は厚生年金です
先日Twitterにこんなことを呟きました
【年金制度を勉強するポイント】
・国民年金をやってから厚生年金を勉強すること
→厚生年金は国民年金の2号被保険者に上乗せしてるから共通点が多いし、1号被保険者と3号被保険者は関係ないから— 希望 (@kibou_fukushi) June 17, 2023
厚生年金は国民年金と似ているところが多いので
新たに覚えるところはあまり多くはありません
国民年金との違いと厚生年金の特徴を理解することが大切です
事例問題にもよくなっているので、概要をしっかり覚えられれば応用もききます
しっかり理解しておきたいですね!!
それではいきましょう!!
厚生年金について知ろう
厚生年金は働いている人を対象にした年金制度になります
厚生年金は国民年金の第2号被保険者に関係してる
んですよね??
確か国民年金に上乗せされるみたいな・・
そう!!
厚生年金は国民年金の第2号保険者しか対象にならないから
似ている部分は多いよ!!
だけどあくまでも別の保険だということを意識しておこう
厚生年金の被保険者
厚生年金に加入しなければいけない人は
会社員の中でも適応事業所に使用される70歳未満の者です
法人事業所や常時5人以上の従業員を雇用する事業所のことだよ!!
会社員入社時から加入して、入社した年齢が20歳未満でも加入します
ここが国民年金と違うところになります
国民年金は20歳からだよ!!
保険料について
国民年金の場合は額が決まっています
いわゆる”定額制”で毎月同じ額を全国民払います
厚生年金の場合の保険料は
労働者と会社の折半になります
国民年金保険料 | 定額→1万6590円/月
※本人のみからの負担 |
厚生年金保険料 | 定率(報酬によって変わる)
標準報酬月額×保険料率約19% ※会社と本人と折半 |
会社員の場合は給料から
厚生年金と国民年金分も引かれているよ!!
だから国民年金を払いに行かなくても給与から天引きされているよ
厚生年金の給付
厚生年金の種類は国民年金と同じく
- 老齢年金
- 障害年金
- 遺族年金
があります
老齢厚生年金
基本的には老齢基礎年金に上乗せして支給されます
次の3つの条件を満たした人が支給されます
支給条件
- 65歳以上であること
- 厚生年金保険の被保険者期間が1ヶ月以上ある
- 老齢基礎年金の受給資格10年を満たしている
60歳からの繰り上げ受給
75歳からの繰り下げ受給も可能だよ!!
障害厚生年金
厚生年金の加入期間中に初診日のある病気や怪我で
障害の状態になった時に受給できます
支給条件は以下の全てを満たすことが必要です
支給条件
- 初診日において被保険者である
- 障害認定日において障害等級1〜3級であること
- 初診日の月の前々月までにおける保険料の納付済期間が加入期間の3分の2以上であること。または初診日が65歳未満であって前々月までの1年間に保険料の未納がないこと
→厚生年金の加入期間のうち3分の2以上保険料をしっかり払っていること
1年間に未納期間がないかというところがポイントです
◎障害等級が1〜2級の場合は
→障害基礎年金に上乗せして支給されるよ
◎3級の場合は厚生年金の受給と障害手当金があるよ!
遺族厚生年金
まず
・会社員などの厚生年金加入者が死亡したとき
・厚生年金加入中に初診日のある病気で、初診日から
5年以内に死亡した時に残された遺族に対して支給されます
支給条件
下記のいずれかのものが死亡した時に支給されます
- 遺族厚生年金の被保険者が死亡したとき
- 被保険者でなくても、その間に初診日のある病気で、初診日から5年以内に死亡した時
- 障害等級1、2級の障害厚生年金の受給される権利を持つ者が死亡したとき
- 老齢厚生年金の受給権を持つ者、または受給資格期間を満たした者が死亡した時
支給される順位は
- 妻、55歳以上の夫、子
- 55歳以上の父母
- 孫
- 祖父母
となっているよ
まとめ
厚生年金は
国民年金とは別の年金保険になりますが、中身は結構似ています
逆に違いを見つけていく方がわかりやすいかもしれません
基本的に保険料の支払い額が違うなど
違うところを探していった方がわかりやすいでしょう
今回は以上になります
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ではまた!
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