こんにちは、希望です
今回は試験でぜひ活用してもらいたい技術をお話ししたいと思います
テーマは
”5択問題を攻略しよう”
です
先日Twitterにこんなことを呟きました
福祉系の国家試験では
覚えることたくさんあるけど
5択問題であるっていうことを有効につかおう😆ポイントは
・どこがちがうかはわからなくてもピンポイントで答えの選択肢がわかる
・どれが正解かはわからなくても明らかに違う選択肢がわかる全て覚えなくてもこれだけで勝負になる👍👍
— 希望 (@kibou_fukushi) April 19, 2023
正しくこの通りですが、具体的にどういったことなのか
を実際の問題を使いながらお話ししていきたいと思います
それではいきましょう!!
はじめに:国家試験は意外に時間がない
時間がないってどのくらいないの??
社会福祉士は240分で150問
介護福祉士は220分で125問
両方とも一問当たり2分掛けられないよ😇
このように特に社会福祉士は一問あたり1分半ほどで解かなくてはなりません
事例問題や悩む問題が出てくるとなると、意外に時間がありません
そうなると時間を浮かせるには、短時間で解く技術が必要なのです
ではどうすればいいのでしょうか??
結論:①答えを知っている ②違うのがわかる
Twitterにつぶやいた通りではありますが
ポイントは
- 問題の中で答えがピンポイントでわかる
- 違う選択肢を消しながら答えを導く
この二つを瞬時にわかる力が大切です
正直①は答えをピンポイントで知っていないといけないので、ハードルはなかなか高いですが
②の方は比較的わかりやすいのかなと思います
それでは実際の問題から見ていきましょう!!
正解がピンポイントでわかる場合
人権や福祉の考え方に影響を与えた人物に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
1、リッチモンド(Richmond, M.)は、『ソーシャル・ケース・ワークとは何か』をまとめ、現在の社会福祉、介護福祉に影響を及ぼした。
2、フロイト(Freud, S.)がまとめた『種の起源』の考え方は、後の「優生思想」につながった。
3、マルサス(Malthus, T.)は、人間の無意識の研究を行って、『精神分析学入門』をまとめた。
4、ヘレン・ケラー(Keller, H.)は、『看護覚え書』の中で「療養上の世話」を看護の役割として示した。
5、ダーウィン(Darwin, C.)は、『人口論』の中で貧困原因を個人の人格の問題とした。
|
これは私が受験した介護福祉士国家試験の1問目です
正解の選択肢は1番になります
正直これが1問目にきた時は
「え、何これ??」ってなったのを覚えている・・・🤣
まさしくそうで正解は1と言いながらも、そのほかのどこが間違っているかがよくわかりません
しかし、この問題の解答時間はおそらく5秒ぐらいだったと思います笑
なんでそんなすぐわかったの??
と思われるかもしれません
それは
リッチモンド=ケースワークの母
「ソーシャルケースワークとは何か」
というのだけ頭にあったからだよ😆
これは正直ラッキーでした
しかしこのように
全部を覚えなくても、「これは知っている」「聞いたことある」というのがあるだけで、ピンポイントで
答えがわかったりするので
もし答えに迷ったらこの感覚で答えを選ぶと意外に正解だったりするかもしれません
「これ聞いたことある」「これ知っているかも」という感覚を大切にするといいでしょう!!
違う選択肢を消して答えを導き出す場合
この場合の例を見ていきましょう
Cさん(75歳、男性、要支援2)は、訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用して一人暮らしをしていた。最近、脳梗塞(cerebral infarction)を起こして入院した。入院中に認知症(dementia)と診断された。退院時の要介護度は2で、自宅での生活継続に不安があったため、Uグループホームに入居することになった。 Uグループホームの介護支援専門員(ケアマネジャー)が行うこととして、最も適切なものを1つ選びなさい。 1.訪問介護(ホームヘルプサービス)を継続して受けるために、Cさんを担当していた地域包括支援センターに連絡する。
2.Uグループホームに入居するときに、認知症対応型共同生活介護計画を作成する。
3.地域の居宅介護支援事業所に、Cさんのケアプランを作成するように依頼する。
4.認知症対応型共同生活介護計画の作成をするときに、認知症(dementia)があるCさんへの説明と同意を省略する。
5.日中の活動を充実するために、地域の通所介護(デイサービス)の利用をケアプランに入れる。 |
このやり方は事例問題にとても有効です
介護福祉士も社会福祉士も事例問題は確実にとっておきたい分野です
問題によっては選択肢を見ただけで答えがわかるかもしれません
この問題は正解が2になります
どういったポイントがあるんですか??
この問題は”グループホームに入居した”
というところがポイントだよ!!
グループホームが入所施設(在宅サービスは使えない)
というのがわかっていれば
答えが絞れるね👍
この場合
グループホームに入所している地点で、
在宅のサービスは使えません
つまり、ケアプランを作ったりするのは、グループホームのケアマネがやらなければなりません
となるとこの段階で選択肢の
1、3、5は消えることになります
そうなると残りは2か4となりますが
4の「認知症の人への説明を省略する」
というのはあまりにも不自然ですね😂
よって正解の2が導き出されます
事例問題は問題文が長いけど
こうしてポイントを抑えられれば
キーワードと選択肢で時間を掛けずに答えが絞れるよ👍
最後に:「なんとなく」という感覚を大切にしよう
5択問題だとどうしても
この選択肢はわからない
これは意味がわからない
正解がなんだかわからない
なんてことは当然試験でもあり得ます
こんな時に
選択肢を全て理解できて、解説できる必要なんてありません
もちろん①のようにピンポイントで正解がわかればそれに越したことはないですが
正解はわからないけどこれは違うな
というように問題から違和感を感じることもあるでしょう
そして何個か答えが絞れれば正解の可能性がグッと上がります
ですので、選択肢をまずは見渡してみましょう
そして
なんとなくこれかも
これは聞いたことがあるかも
という感覚を試験では信じてみましょう!!
今回は以上になります
みていただき感謝します
この記事がいいと思ったらシェアしてもらえたら嬉しいです
ではまた!
介護福祉士でおすすめの書籍はこちら↓
みんなが欲しかった! 介護福祉士の教科書 2024年度版 [出題基準と過去問を徹底分析!](TAC出版) 新品価格 |
介護福祉士国家試験過去問解説集2024: 第33回-第35回全問完全解説 新品価格 |
社会福祉士のおすすめ書籍はこちら↓
新品価格 |
社会福祉士国家試験過去問解説集2024: 第33回-第35回完全解説 第31回-第32回問題&解答 新品価格 |
コメント