新人に仕事を教える!!私が参考にしている本をご紹介【最高のコーチは教えない】 – 希望の福祉ブログ

新人に仕事を教える!!私が参考にしている本をご紹介【最高のコーチは教えない】

介護ブログ



こんにちは、希望です

今回は新入社員が入ってきて少し経った

この時期だからこそ、

教育に関わる方へ向けてお話ししたいなと思います

みなさんは初めて介護をする方、もしくは新しく職場に入ってきた人に対して

どういう指導や教え方を意識していますか??

もしくは

みなさんも職場に入った時に

この人の教え方はやだな・・・

という経験はしたことありますか??

それはどんな教え方をされた時ですか??

今回は新人の教育に携わっている方が参考にしていただきたい考え方があります

それは

”教えない”

ということです

今回のお話をするにあたって私が参考にしている本はこちらです

最高のコーチは、教えない。

これはプロ野球の監督を務められている吉井理人さんの

コーチング理論がまとめられています

ここではプロ野球の世界での話ではありますが、

介護や他の仕事にも共通することがたくさんありとても参考になります

その中で

希望
希望
  • 教えてはいけないとはどういうことなのか??
  • どの段階でどういった指導をするべきなのか??
  • コーチングの基本とルールはなんなのか??

といったテーマで話していきたいと思います

それではいきましょう!!

ここでのコーチングの目的はなんなの??

この本で求められているのは

「教える」のではなく自分の頭で考えるような質問、コミュニケーションをとること

つまり、こちらからやらせるのではなく、

選手が自分で考えて自分で工夫する能力をつけるということを

意識してコーチングすると言うものです

希望
希望

その人以上にその人を知っている人はいないということ!!

教え込んで自分の再生品を作るのではなくて

その人本来の持っている力を活かす、主体性を促すことなんだね!!

 

 

なぜ教えてはいけないの??

まずみなさんはどんな上司やコーチが嫌ですか??

例えば

マイナスの結果を見てあれこれ言ってくる・・・

自分の自慢話や経験談ばっかり言ってくる・・

と言ったことや

俺はこうだった

自分の頃はもっと大変だった!!

みたいな自分の物差しで言っている人いますね

しかし、

ここからはなぜ教えてはいけないのかという理由を4つお話ししていきます

相手と自分の経験、常識、感覚が違う

当たり前かもしれませんが、自分と他人では個性が違います

つまりその人が得意なこと、思考、性格は全く違います

やってはいけないのは

希望
希望

まずはこれから始めて、次にあれをやっていってください

 

 

と自分の感覚で指示や指導をして

 

私からしたらこっちが不安だから

そっちをやりたいんだけどなあー・・・

と言ったように

私たちが思っていることと、相手が思っていることにズレが生じて

相手からしたら

やらされていることになってしまうのです

”やらされる指導こそ目的を見失い、モチベーションが下がる”

と吉井さんは言っているのです

確かにやらされるといい気がしないですよね!!

 

上から目線のコニュニケーションがモチベーションを奪う

もちろん指導なので上からの指導になりがちです

希望
希望

これができていないよね

これがわかっていればもっといいのにね

これを直した方がいいよ

はい、、すみません

足りないところを言っているだけでは相手が傷つくだけですし

 

相手が何を思っているのか、考えているのかがわかりません

このようなコミュニケーションがモチベーションを奪うのです

吉井さん曰く

 

まずはできたことを褒めるのが先→さらにどう思っているのかを聞く

と言っています

希望
希望

ここができるようになっているね!!

その調子で行こう

自分でやっていてどう??

もう少し、ここを重点的にできれば・・・

といったように目線を合わせて進めていけるのです!

 

「余計な一言」が集中力を奪う

これも陥りがちなことです

普段のコニュニケーションで何気なくいった一言だったり、言われた一言で

傷つけてしまったり、傷ついたことってありませんか??

希望
希望

なんか、あなた前より暗くない??

希望
希望

なんかいつもと違くない??

 

 

何気なくいったとしましょう

え!!そんなことないと思うけど・・・

この人はこの一言が気になってしまいます

特に偉い人が言う影響力は想像以上にでかいのです

それを理解していないといけません

 

悪いアドバイスがパフォーマンスを低下させる

悪いアドバイスってなんですか??

って思われるかもしれません

逆にそもそもいいアドバイスってなんでしょうか??

一概には言えないですよね

ちなみに私はたくさん褒めて伸ばしてくれる人がいいです

しかしみんながみんなそうではないでしょう

ここで言いたいのは

自分の感覚だけでアドバイスをしてしまうと

受け取られ方が人によって変わってしまう

ということです

つまりスパルタがいい人がいれば

それが怖い人もいるということですか??

希望
希望

その通りで

”自分がこうだったから”という考えが一番

だめなんだ!!

その人の感覚を掴んでアドバイスすることが

必要なんだよ!!

 

 

 

コーチングの実践

では選手を主体としたコーチングで大切なことはなんでしょうか??

吉井さんは3つを挙げています

それは

  1. 観察
  2. 質問
  3. 代行

の3つです

観察

観察はその名の通り

特徴を把握するということです

性格はもちろん、最近の様子、癖などのタイプを把握して

傾向と対策を立てるのです

介護の世界でも

どんな勉強をしてきたかで教え方も違いますね!!

希望
希望

うんうん、介護の世界でも

同じ新卒でも

・介護の学校に行っている人もいれば

・全く別の分野をやっていた人

もいて色んな経歴を踏んでいたり

性格もさまざまだよね

これまでその人がどんな指導法に触れてきたのかも知れると

よりいいかもしれませんね

 

質問

最初にもお話ししたようにこのコーチングの目的は

”自分で考えて自分で工夫する能力を身につけられるようにすること”

です

それに伴ってこの『質問』の目的を吉井さんは

”自分のプレーを言葉で表現できるようになる”

ことだといっています

しっかり自分のプレーを言語化できる選手は調子の波が少ない

と言っているのです

確かにビジネスの場でも

自分はここが足りない

ここが課題で、今後こういうことが自分にとって必要

としっかり客観視できる人は強いですね

キーとなる質問はこのようなことです

  • 「今日は自己採点で何点だった??」
  • 「よかった点はどこ??」
  • 「逆に悪かったところはどこ??」
  • 「失敗したところは?」

 

 

あとはその人の言葉に耳を傾けるだけだと言います

そうすることで信頼関係を築いていくというのです

ポイントはあくまで『主体性を促す』質問が大切なのです

代行

代行は「その人になって考える」ということです

最初にもお話ししましたが、

自分の感覚と相手の感覚は全く違います

自分ができることは相手にもできる訳ではありません

もしその人が悩んでいるときにアドバイスをするとして

「自分だったらこうする」ではなく

「その人だったらどうするか」

という目線で考えるのです

その人だったら一番高いパフォーマンスが

出せるにはどうするのかを追求するのです

希望
希望

ただこの目線に立つには

1・観察

2・質問

の過程をしっかりと経ていることが大切と吉井さんはいっているよ!!

 

最後に・・

いかがでしたか?

正直どの教え方にも正解というのはありません

ただこのコーチングの面白いところは

「個性を尊重している」というところです

それぞれのいいところを尊重した教育は

教えられる方、教える方共に心地いいものになりますし、信頼関係も築きやすいです

ちなみに私は教え込まれるのは苦手です

どうしても自分が思っていることと相手がやって欲しいことのズレの違和感

を感じてしまい

気持ちが悪いなと思ってしまうからです

そして何より、

いいところを伸ばすことの伸び代は計り知れないと思います

この理論は非常にワクワクします

今回私がお話ししたのはほんの一部に過ぎません

詳しくは本を読んでいただきたいです

今回は以上になります

ではまた!!

今回ご紹介した本はこちら

最高のコーチは、教えない。 (ディスカヴァー携書)

新品価格
¥605から
(2023/6/2 12:36時点)

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました