知能や記憶は年をとると低下する??【全て老化に影響されることはない】 – 希望の福祉ブログ

知能や記憶は年をとると低下する??【全て老化に影響されることはない】

介護福祉士国家試験



こんにちは、希望です

今回のテーマは

”知能と記憶”です

高齢者になるとこれらはどうなっていくのか

理解しておくといいでしょう!!

老化の分野でよく国家試験にも出題されることの一つでもあります

記憶や知能なんて年をとると衰えていくんでしょ??

と思うかもしれませんが

一概にはそうとも言えません

希望
希望

記憶や知能は老化に影響されるもの

されないものがあるので

その辺をポイントに理解していこう!!

 

記憶の種類と老化の関係を学ぼう

介護福祉士の国家試験にこんな問題は出題されました

記憶に関する次の記述のうち、適切なもの1つ選びなさい。

1エピソード記憶は、短期記憶に分類される。
2.意味記憶は、言葉の意味などに関する記憶である。
3.手続き記憶は、過去の出来事に関する記憶である。
4.エピソード記憶は、老化に影響されにくい。
5,意味記憶は、老化に影響されやすい。

 

問題にもあるように記憶には種類があるようです

大きく分けて記憶には

  • 感覚記憶・・・五感から感じる非常に短い記憶(光、音、触った感じなど)
  • 短期記憶・・・比較的短い時間記憶しているもの(覚えても次の日には忘れているなど)
  • 長期記憶・・・短期記憶を繰り返して定着した記憶(練習を繰り返すことで覚えた、反復をした)

があります

そして長期記憶にも種類があるのです

希望
希望

覚えてほしい長期記憶は3つだよ

老化に影響されるかされないかを整理しておこう

 

 

老化に影響されやすい長期記憶・・・エピソード記憶

老化に影響されやすい記憶は

エピソード記憶です

エピソード記憶とはその名の通り、「個人が経験した出来事に関する記憶」で、

例えば、昨日の夕食をどこで誰と何を食べたかというような記憶のことです

長期記憶ではありますが、老化に影響されやすく

何かの手がかりがあると思い出しやすくなるものの、

高齢者では老化にともなって低下しやすいとされています

若い頃と比べてどのくらい違いがあるの??

希望
希望

20代の頃と比べると

60代になると半分程度と言われているよ!!

 

老化に影響されにくい記憶・・・意味記憶、手続き記憶

老化に影響されにくい記憶としては

意味記憶、手続き記憶があります

簡単にまとめるとこうなります

  • 意味記憶・・・一般的な言葉の意味、知識についての記憶のことをいう
  • 手続き記憶・・・過去に実際に体験し、体で覚えている記憶をいう。

 

意味記憶は簡単に言ってしまえば「知識」です。

高齢者はいろいろなことを知っていたりしますよね??

数々のエピソード記憶が重なって意味記憶になっているのです

また手続き記憶は

自転車に乗る、昔習ってたことができると言ったことがあります

たとえ認知症でも、昔の仕事をしていたときの動作とか口ぐせが垣間見えたりするのは

この影響があるのです

希望
希望

老化に影響されやすい

=エピソード記憶

老化に影響されにくい

=意味記憶、手続き記憶

と覚えよう

 

 

先ほどの問題の正解は2が正解になります

 

知能の種類と老化の関係

これも国家試験では問われることです

みなさん知能、老化と聞いて何を思い浮かべますか??

なんかピンとこないけど

老化に伴って知能は落ちていくんじゃないかな??

希望
希望

さっきの記憶と関連して

知能にも影響を受けやすい、受けにくい

があるよ!!

種類は2つ理解していこう

覚えて欲しいものは

  • 流動性知能
  • 結晶性知能

の二つです

 

老化に影響されやすい・・・流動性知能

流動性知能とは

新しい情報を獲得して

それをスピーディーに処理、加工、操作する知能のことを言います

新しいことに対応していく力ですね

希望
希望

そう!!

最近では決済のキャッシュレス化

ネットでなんでも簡潔してしまうけど

そういった新しいことに対応できなくなっていくんだ!!

 

 

流動性知能は25歳をピークに65歳から低下していくと言われています

老化に影響されにくい・・・結晶性知能

結晶性知能とは

過去の経験、学習から獲得していく能力のことです。

言語力に強く依存します

主に洞察力、理解力といったことが挙げれます

経験を重ねれば重ねるほど

考えが円熟していくんですね

希望
希望

その通りで

物事を考察したりしてく能力は

年齢によっても影響は受けにくくて、

60歳まで上昇していくと言われているよ!!

 

 

 

 

 

まとめ

今回のポイントをまとめましょう

記憶
  • 感覚記憶
  • 短期記憶
  • 長期記憶→エピソード記憶(個人の出来事に関すること)、意味記憶(言葉の意味、知識)、手続き記憶(自分の能力、経験)

老化に影響される=エピソード記憶

影響されにくい=意味記憶、手続き記憶

知能

流動性知能→新しい情報を獲得して処理する知能=加齢の影響を受けやすい

結晶性知能→経験や学習から獲得していく=加齢の影響を受けにくい

 

今回は以上になります

何か参考になれば嬉しいです

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ではまた!!

 

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