こんにちは、希望です
介護ブログになります
今回のテーマは
「人手不足を”知恵”で補えてしまうことで起こってしまう苦しみ」
です
先日Twitterでこんなことを呟きました
これについて詳しくお話ししたいと思いますが
どこの介護現場にも
・人手が足りないよー
・いきなり欠員が出た
といったことがあると思います
そこで私たちはどういった行動をするでしょうか??
当然
・なんとかこの人数で回してみよう
・こういうやり方でやってみよう!
と知恵を絞ってなんとか回そうとすると思います
しかしこれを続けて頑張りすぎてしまうと
落とし穴があるのです
どんなことがあるのでしょうか??
詳しくお話ししていこうと思います
それではいきましょう!!
知恵を絞ってやること自体は素晴らしいこと
だけどやりすぎはよくないというお話しだよ!!
結論:「やれなくはない」という状態を続けるな!!
はじめに結論をお話ししてしまうと
”やれなくない”
”回らなくもない”
といった状態を続けてはいけない
ということです
どういうことしょうか??
先ほど人手不足や欠員が出た時に
なんとかして知恵を絞ってカバーをしたり、回し方を工夫したりすると思います
その結果どうなるでしょうか??
実はなんとかやれてしまうパターンがほとんどなのです
それなら特に問題ないじゃん!
って思うかもしれません
それこそが危険なのです
この
”やれなくはない””回せなくはない
といった状態が続いてしまうと
後々自分たちの首を絞めてしまう可能性が非常に高いです
それはなぜなのでしょうか??
”できる”という実績が二度目、三度目を生み出す
少ない人数でも回せた方がいいんじゃないの?
もちろんいいんだけど
できてしまうということが悪い意味での
実績になってしまうんだ🥲
先ほどお話ししたとおり
少ない人数で回すために、私たちは知恵を絞ります
そのため、なんとか回せていることが結構あるのです
結果”できた”という実績を作るという結果になります
その実績をみた上層部はどう思うでしょうか??
この人数でも回せるのか・・・
と思ってしまうわけです
人件費はかけないに越したことはありません
”できた”という実績がある意味エサになってしまうのです
でもあくまでイレギュラーな対応でしょ??
普段は問題ないでしょ??
と思うかもしれません
しかしそうもいかないのです
そのできた実績があることで
・何かあったらそれで回せばいい
・だってこの前できたもんね
という選択肢を生み出してしまうのです
さらに誰かが辞めたとしても
この人数でも回せるから
募集はあわててやらなくてもいいや
となってしまう可能性があるのです
その時だけの対応ならまだいいのですが
2回目、3回目、さらには常態化してしまう可能性がどんどん上がっていってしまうのです
必ず何かを犠牲にしている
- なんとか回せている
- この人数でもやれなくはない
これができるのは必ず何かを犠牲にしているからです
最低限の
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は命に関わることなのでそれを優先させて回すことはできるでしょう
ですがそのほかの細かいサービスや介助に関しては
どうしても後回しになってしまいます
例えば
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これらの質が下がってしまうと
利用者のQOLが下がってしまったり
家族からのクレームにつながってしまう可能性が高まります
しかし、そういったイレギュラーが続いたり、常態化してしまうと
当然一人一人の負担が増し、何かを犠牲にせざるを得なくなります
最後に:”やれなくはない”という状態をそのままにしない!
どこの施設も必ずイレギュラーは発生します
時にはいつもより少ない人数で仕事を回せざるを得ないかもしれません
そんな時になんとか知恵を使って回そうとすることはとてもいいことです
しかし、その大半は
この人数で何を優先すべきだろう??
ということに意識がいっているのです
つまり何かを妥協しているということになるのです
なんとか回せるのが必ずしもいいことではないのです
そしてこの状況が2度、3度、そして常になってしまうと
必ず自分たちの首を絞めてしまいます
その”やれなくはない”という状況を良しとないでください
そしてどうしてもできないことは
無理にやろうとすると質の低いものになります
それを常態化させないことが大切なのです
今回は以上になります
何か参考になれば嬉しいです
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ではまた!!
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