こんにちは、希望です
今回からの社会福祉士国家試験対策は
「福祉行財政と福祉計画」
を扱っていきます
この科目は社会福祉士の中でも難しい問題が多く、
得点が取りにくい分野になっています
そのため、しっかり過去の出題傾向を見返してみて
ポイントを絞って勉強していくことが必要です
今回はこの科目のポイントはどこなのかを見ていきたいと思います
はじめに:この科目のポイントは??
この科目を苦手にしている人は多いと思います
福祉計画、財政っていう地点で
覚えるのが大変そう・・・
確かに全問正解をするのは大変そうだけど
得点をとること自体は難しくはないよ!!
毎年のように出ていることがあるから
そこを覚えていこう
この科目のポイントは
- 「〜福祉計画」「〜事業計画」
- 地方財政白書
- 国と地方の役割、地方分権
といったことが挙げられます
たまにどこにも当てはまらない意地悪な問題も数問でますが、
毎年この範囲から何かしらの問題が出題されています
この科目の全問正解は難しい・・
7問問題がある中で最低3問はとっていこう!!
今回は3の
- 地方公共団体とは??というのと
- 地方分権の「法定受託事務」「自治事務」
を扱っていこうと思います
それではいきましょう!!
普通地方公共団体と特別地方公共団体
政治を行うのは政府(国)と地方公共団体です
地方の学ぶ前に地方にも二つの種類があることを知っておきましょう!!
地方にもそんなに種類があるの??
地方には
- 普通地方公共団体
- 特別地方公共団体
があるよ!
34回の試験に出ているから見ていこう
普通地方公共団体
事務
都道府県が行う事務の一部を担う
内容
- 都道府県
- 市町村
市町村の市の中にも
指定都市と中核市があります
指定都市 | 人口要件50万人 |
中核市 | 人口要件20万人←第34回試験出題 |
みなさんがイメージする「地方」だと思います
指定都市と中核市の違いを覚えておこう
特別地方公共団体
事務
市町村が行う事務を行うとともに都が必要な市の事務の一部を担う
内容
特別区 | 東京23区 |
人口要件:なし | |
組合 | 広域連合、一部事務組合 |
財産区 | 市町村及び特別区の一部 |
組合ってどんなものですか??
組合は二つ以上の地方公共団体が特定の事務を
共同で処理するために組織されたものだよ
財産区というのは
国立公園だったり、温泉だったり
守るべきもの、保護するところというものだよ
地方分権:法定受託事務と自治事務
国と地方公共団体の役割を理解していきましょう
それぞれが行う事務には
法定受託事務と自治事務があります
法定受託事務
これは
本来国がしなければいけない事務の中から一部地方に任せている事務のこと
です
内容
- パスポート発給
- 社会福祉法人の認可
- 児童手当、児童扶養手当の支給
- 生活保護の決定と実施→第34回出題
確かに市役所とか福祉事務所でやっているものだね!!
でもこれは国の業務を地方に委託しているだけなんだ
この内容はピンポイントで覚えておくといいよ!!
自治事務
地方公共団体が処理する事務のうち
法定受託事務以外のもののことをいいます
内容
- 介護保険の実施
- 養護老人ホームに関わる入院措置
- 障害者手帳の交付
- 病院・薬局の開設許可
これは都道府県、市町村独自の事務のことだね
法定受託事務の中身をしっかり覚えておくと区別しやすいよ
今回のまとめ
今回のポイントです
- 地方公共団体には「普通地方公共団体」と「特別地方公共団体」がある
- 中核市、指定都市には人口要件はあるが、特別区はない
- 法定受託事務と自治事務→まずは法定受託事務から覚えよう
今回は以上になります
次回は地方経済白書について触れたいと思います
ではまた!!
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