こんにちは、希望です！！
今回のテーマですが、
「過去問はこう使え！！」です
先日の国家試験の試験問題が公開されています
今回の国家試験は合格率８４%と高い数字を叩き出しています
しかし、私がパッと見たところ抱いた感想として
そこまで簡単ではない・・・
知っていないとわからないことが多い
といった印象で、過去に比べて特に簡単であると言った印象はありませんでした
知っていなければいけない問題が少なくはないなという印象です
来年に向けて勉強をし始める方も多いと思いますが、
そこで今回は過去問はこう使うという私なりの使い方をお話ししていきたいと思います
それではいきましょう！！
はじめに：過去問は解くのではなく読め！！
これは大前提でお伝えしておきたい事です
多くの方が過去問を購入するかと思いますが
その使い方として
できた、できなかった
間違えた、これはわかった！！
だけで終わらせてしまう方が多く見られます
しかしこれでは本当にもったいない使い方になってしまいます
もちろん出題のされ方に慣れるという意味ではいいと思いますし、
必要な事だと思います
しかし、本番の試験では過去問と全く同じ問題は出ません
いくら覚えたところで意味がないのです
ですが、同じような内容を入れ替えた問題であったり、類似問題はとても多いです
過去問のおすすめの使い方は、参考書の一つとして使う事です
一問に多くの情報が詰まっていますので、解いて終わりにしないで欲しいです
ここからは具体的な使い方を例を挙げてみていきましょう！！
その１：正解以外は逆の答えの場合
- 問題38 高齢者の脱水に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 1 若年者よりも口渇感を感じやすい。
- 2 体内水分量は若年者よりも多い。
- 3 起立時に血圧が上がりやすくなる。
- 4 下痢が原因となることはまれである。
- 5 体重が減ることがある
この問題は今年の国家試験の脱水に関する問題です
正解は５になります
で終わってしまってはもったいないです
この場合正解の５以外は全て逆が正しいのです
つまり
- 1 若年者よりも口渇感を感じやすい。→高齢者は若年者よりも口渇感を感じにくい
- 2 体内水分量は若年者よりも多い。→体内水分量は若年者より少ない
- 3 起立時に血圧が上がりやすくなる。→血圧は脱水になると血圧は下がりやすい
- 4 下痢が原因となることはまれである。→下痢になると脱水になりやすい
- 5 体重が減ることがある→ そのまま覚える
と言ったように逆が正解になります
間違った選択肢でも、このように正しく覚えられれば
入れ替えられた類似問題にも対応できる可能性が高くなります
その２：正しい選択肢を選ばなければならない場合
問題20 大脳の後頭葉にある機能局在として、適切なものを1つ選びなさい。
- 1 視覚野
- 2 聴覚野
- 3 運動野
- 4 体性感覚野
- 5 感覚性言語野（ウェルニッケ野）
これは脳の働きについて問われた問題です
脳に関する問題はよく出てくるよ！！
解答だけを言ってしまえば正解は1です
しかし、これは知っていなければわかりません
例えば、これが入れ替えられた場合みなさんはわかりますか？？
この場合全ての選択肢がどこかの機能を果たしているものなのです
この問題のついでに他の選択肢について覚えてしまうのがいいでしょう
- 1 視覚野→そのまま後頭葉として覚える（後ろに目があると覚えると覚えやすい笑）
- 2 聴覚野→側頭葉が正解（耳の近くの側頭葉と覚える）
- 3 運動野→前頭葉が正解（運動の前と覚えるといい）
- 4 体性感覚野→頭頂葉が正解（感覚の頂点）
- 5 感覚性言語野（ウェルニッケ野）→側頭葉が正解（耳の近くだからと覚える）
と言ったような感じです
実際私が受けた国家試験では、側頭葉の聴覚野が問われました
この場合、入れ替えた問題は今後多く出る
可能性があるから警戒だよ！！
最後に：使い回しの問題を落とすべからず！！
過去問は、実際に国家試験に出された問題が詰まっています
数年過去問を追っていくと、問題の傾向、毎年出されている問題が結構わかってきます
そして今回お話ししたように同じような問題を選択肢を入れ替えて出てくることも多いです
それを逃さないためにも過去問をうまく利用して、そのほかの選択肢から学ぶと言ったことも
大切なのです
使い回しの問題は必ず出てきます
それが出てきたらラッキーです👍
過去問を制するものは試験を制します！！
今回は以上になります
見ていただきありがとうございます
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ではまた！！
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