社会福祉士国家試験対策!!就労支援Part3【障害者の就労はどうなっている?編】 – 希望の福祉ブログ

社会福祉士国家試験対策!!就労支援Part3【障害者の就労はどうなっている?編】

社会福祉士国家試験




こんにちは、希望です

今回は就労支援Part3をお届けします

テーマは「障害者の就労支援」です

今回は障害者総合支援法の訓練等給付と関連している内容になりますが

就労支援の分野でも出やすい内容ですので

整理しておきましょう!!

今回触れるのは

  • 就労定着支援
  • 就労移行支援
  • 就労継続支援A型
  • 就労継続支援B型

となります

希望
希望

障害者総合支援法の

訓練等給付に関しては

障害分野でも出やすいし、就労支援で出ることもあるよ!!

 

 

それではいきましょう!!

障害者総合支援法をざっとおさらい

まずは障害者総合支援法をざっと理解しましょう

総合的な自立支援システムの構築の図

https://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/jiritsushienhou02/3.htmlより引用

大きく分けると

  1. 自立支援給付
  2. 地域生活支援事業

に分けられます

1の自立支援給付の中でも

→介護給付、訓練等給付、自立支援医療、補装具などに分けられます

介護給付に関してはこちらの記事で触れています

今回は訓練等給付の障害者の就労についてを解説していきます

障害者の就労支援

就労定着支援

支援内容
  • 就労の継続を図るための雇用した事業所との連絡調整
  • 日常生活、社会生活上での問題に関する相談、指導、助言
  • 利用者の自宅、企業への訪問
対象者
  • 就労移行支援、継続支援等を経て一般就労の場で雇用された障害者
  • 就労に伴って生じた生活面、就業面での課題を抱えているもので就労から6ヶ月を経過した者
利用期間

 

3年間(その後は必要に応じて障害者就業・生活支援センター等へ引き継ぐ)

もうすでに就労している人へのサービスですね??

希望
希望

その名の通り、就労の定着を目指すもので

このあと出てくる就労移行支援、継続支援を終えて

就労した方へのモニタリングのようなものだね

 

 

就労移行支援

支援内容
  • 生産活動、職業体験等の活動の提供などの訓練を行う
  • 求職活動の支援
  • 適正に応じた職場の開拓
  • 就職後の定着支援
対象者
  • 通常の事業所に雇用されることが可能と見込まれる者
  • 就労を希望する者
  • 65歳未満(要件を満たせば65歳以上も可)
利用期間

2年間(必要なら1年延長可)

希望
希望

”通常の事業所に雇用されることが可能”

というところがミソです

企業の法定雇用率に関してとセットで理解したいね!!

それに関しての記事はこちら

 

就労継続支援A型

支援内容
  • 就労の機会の提供、生産活動の機会の提供、就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練を行う
  • 一般就労への移行へ向けた支援
対象者
  • 通常の事業所に雇用されることが困難ではあるが、雇用契約に基づく就労が可能である者
  • 就労移行支援を利用したが雇用に結びつかなかった者
  • 特別支援学校を卒業して就職活動をしたが雇用に結び付かなかった者
  • 65歳未満(要件を満たせば65歳以上も可)
利用期間

制限なし

通常の事業所には雇用されないけど、

”就労の機会の提供”って

どんなところで働くの??

 

希望
希望

一般の企業ではないけど

A型の対象の企業と実際に雇用契約を結んで

一般の企業でも働くことができるように訓練するんだよ!!

でも給料は低かったり、勤務時間が短かったりするよ

 

就労継続支援B型

支援内容
  • 就労の機会の提供、生産活動の機会の提供、就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練を行う
  • 一般就労への移行に向けた支援

あれ??さっきのA型と同じじゃない??

希望
希望

目的は一般就労を目指すっていうのは同じなんだけど

A型との違いとしては

・実際に雇用契約は結ばない

・対象となる年齢や障害の程度が違う

といったことだよ

 

 

対象者
  • 通常の事業所に雇用されることが困難で雇用契約に基づく就労が困難である者
  • 企業やA型で就労経験があるが、体力、年齢等の理由で雇用が困難になった者
  • 50歳に達している者、または障害基礎年金1級受給者
利用期間

制限なし

A型の働き方が難しい人が対象なんですね

希望
希望

A型は実際に雇用契約を結んで働くけど

B型は雇用契約を結ばないよ!!

実際にやることとしては

B型の対象の事業所で自身のペースでの軽作業が中心になるよ

A型や一般就労に必要なスキルを身につけるんだ!!

まとめ

今回は

  • 就労定着支援
  • 就労移行支援
  • 就労継続支援A型
  • 就労継続支援B型

を扱ってきました

簡単に言えば下から上に向かっていくというイメージです

その人の

  • 障害の程度
  • 年齢
  • 就労意欲、能力

によってどの段階にいるのかが決められるということです

希望
希望

この範囲は事例問題で出てくることもあるから

大まかにでも頭に入れておくといいよ!!

忘れてはいけないのはこれは障害者総合支援法の一部だということだよ!

今回は以上になります

見ていただき感謝です

みなさんの参考になれば嬉しいです

いいと思ったらシェアしてもらえると嬉しいです

ではまた!!

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